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平成21年12月定例会・一般質問《質問日:平成21年12月14日》 …質問一覧のページに戻る

さいたま新都心第8-1A街区整備事業について

質問 この事業は、昨年5月に埼玉県、さいたま市、都市再生機構および三菱地所株式会社を代表企業とする民間事業者の4社で基本協定を締結し、その後、昨年6月定例会において財産公開の決議を経て、本格的にスタートした事業であります。
 その新都心の顔づくりともいえる重要な事業が、現在危機にひんしております。民間事業者から事業環境の悪化により、当初の計画で事業を継続することは困難であると認識が示されました。
 今、この事業者が撤退し、第8-1A街区整備事業が頓挫してしまうと、さいたま新都心の顔となるべき当街区は、当分の間、更地のままになってしまうのでないか、あるいはURがたびたびの方針変更にしびれを切らし、自社ペースの単独行動を起こしてしまうのではないか、などと大変危惧(きぐ)をしているところでございます。
 誰に責任があるのかなどと今追求しても始まりませんが、今こそ、この重要な事業の継続、さらなる推進に向け、あらゆる努力を傾けるべきときであります。
 実は、私の事務所にも、さいたま新都心の第8-1A街区高層ビルのイメージパースが壁に掛けてあります。私はこれを、この絵を見ながら新都心の発展に思いを巡らせている一人でございます。新都心整備事業の締めくくりとして、新都心に残されたこの整備事業は、上田知事肝入りのシンボル事業であります。何としても実現していただきたいと思っております。
 ようやく事業が動き出し、本契約を取り交わそうという段階で、このような事態になってしまったことは誠に遺憾であり、また、県議会としても誠に残念であり、見逃すわけにはいきません。
 サッカープラザにかわるさいたま市の担うスペースについては、さいたま市に一任を取り付け、本契約を結び付けるぐらいの気合がなくては、この大事業の実施はかなわないものと考えます。
 そこで、知事にお伺いします。
 現在、さいたま新都心第8-1A街区整備事業はどのような状況にあるのか、また、今後、県はどのような対応をしていくのか、知事のご所見を伺い申し上げます。

さいたま新都心第8-1A街区整備事業について

答弁上田 清司 知事

 ご指摘のように、本年5月に基本設計をおおむね終了し、詳細設計に入ろうとした矢先に、清水さいたま市長のサッカープラザ白紙撤回の表明があり、一連の手続きの中断を余儀なくされていたところでございました。
 正直言えば、白紙撤回そのものについては大変困惑したところでございますが、ただ、先月、民間事業者から突然「事業環境が非常に悪化しており、当初計画どおりに事業を継続することは困難である。」という認識が、最初にさいたま市の方に示されました。
 これは、事業撤退を表明された訳ではありませんが、平成20年5月20日に締結した基本協定をほごにするものであり、私としては到底納得できるものではございませんし、いわんや、なぜ、さいたま市だけにそういう申し出をしたかということで、こんなことは許されないということで、早速、三菱地所の木村社長に直接お目にかかりました。
 そこで「今回のコンペでは、企画案のみならず、日本を代表する三菱地所のこれまでの開発実績や信用力が高く評価され、MNDさいたまが開発事業者に選定されたんだと」、「景気が悪いのは埼玉だけではなくて、日本全国が悪いので、むしろどうすれば事業が推進できるのかという知恵を出すべきではないか」ということを強く申し入れさせていただきました。
 もちろん、事業を再開するためにも、サッカープラザ代替施設の具体的な課題もあるのですが、むしろ木村社長の方は、それは大きな原因ではなくて、やはり著しい事業環境の悪化ということを強調しておられました。
 いずれにしても、事業推進が非常に厳しい状況というのは、それなりに理解はしますが、まずは、三菱地所を代表とする開発事業者が、この事業の重要性や協定の重みを十分認識していただき、最大限の努力をしていただくのが筋でしょうと申しあげました。
 もとより、三菱地所グループが、コンペで選定された段階で、他の事業者は外されたわけでありますから、そうした重みというものも、もっともっと強く感じてほしいということを強く申し入れしたところでございます。
 今の時点では、共同事業者であります、さいたま市および都市再生機構とも十分調整を図りながら、事業継続の方策をあらゆる角度から、しっかりと推進していきたい、このように思っております。

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