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平成16年2月定例会・一般質問《質問日:平成16年3月1日》 …質問一覧のページに戻る

見沼田圃の保全について

質問 首都近郊に残された大変貴重な大規模緑地空間であり、約二百八十年前の江戸享保年間から営々と続く田圃の歴史であり、現在までこのような緑地として保全されてきたことは、地元農家の方々が見沼で野菜づくりや米づくりを脈々と続けられてきた賜物であると考えております。
 私の義父、宮崎守保は、県議会議員時代から地元農家の立場に立って、見沼田圃の保全に努めてまいりました。
 私も義父と同じく江戸時代から長い歴史を、沿革を持ち、自然だけでなく様々な文化や伝統が継承されてきた見沼田圃の将来の行方に大変な関心を持ち、その保全のため地域の方々とともに誠心誠意努めてまいりたいと考えております。
 埼玉県の宝とも言うべき緑豊かな見沼田圃を次の世代に引き継ぐことは、現代に生きる私たちの責務であると認識しております。
 そこで、荒れ地化の拡大や、新たな開発の防止を図る公有地化事業の成果と見沼田圃の保全に向けた新たな取組について総合政策部長にお伺いをいたします。

見沼田圃の保全について

答弁中村 一巖 総合政策部長

 首都圏内にあり、三百年前の昔の面影を残す緑にあふれた見沼田圃は、洪水から人々を守るための遊水機能の確保や、周辺の豊かな自然環境を保全するために平成七年に見沼田圃の保全、活用、創造の基本方針を策定し、土地所有者の方々の御協力により治水機能を保持しつつ、農地、公園、緑地として保全してまいりました。
 この基本方針により、見沼田圃の土地利用の規制と緑地の保全のために、県と地元市によるさいたま環境創造基金を創設し、平成十年度から見沼田圃の公有地化事業に取り組んでおります。
 この公有地化事業は、基本方針によって土地利用が著しく制限された場合の代償措置として、また、高齢化などにより農業が続けられなくなるなどで荒れ地化のおそれのある場合に、土地の買取りや借受けを行うものでございます。
 現在までに約二十ヘクタールを公有地化し、住宅分譲の計画が進められた土地を運動公園として、あるいは耕作放棄地を優良な農地に復元するなど見沼田圃の保全に努めております。
 公有地化した土地は、市民農園の開設、田植えなどの農業体験や各種の交流事業の開催をはじめ、地元の小学生の農業を学ぶ場として提供するなど幅広い活用を図り、県民の皆様方の御参加をいただきながら都市近郊に残された貴重な緑地空間である見沼田圃のすばらしさを実感していただいております。
 また、保全に向けた新たな取組といたしましては、見沼田圃の原風景とも言われる農地と見沼代用水と一体をなした斜面林の保全策を検討するため、実態調査を行うとともに、サギをはじめとする野生動植物などで満ちあふれていた、かつての見沼田圃を取り戻すための方策の検討などについて取り組むことといたしました。
 今後とも、見沼田圃の保全や公有地化した土地の活用などについて、さいたま市、川口市並びに住民団体や地元の方々と連携をとりながら積極的に取り組んでまいりたいと存じます。

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