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この度、県議会欧州視察団(9名)を結成しヨーロッパにおける先進農業、教育、福祉、ラグビー会場視察を行いました。当ホームページでは4回に分けてレポートいたします。
【9月16日 訪問先:アムステルダム「トマトワールド」】
世界に広がりつつあるスマートアグリカルチャーの植物工場を視察しました。
オランダは国土は九州とほぼ同じ面積であり人口も日本の1/7程度ながら、農業輸出額世界第2位を誇る農業大国です。
そのように成熟した農業生産手法の1つに最先端技術導入と高付加価値植物の栽培があります。
オランダで成功し、今や世界に広まりつつあるスマートアグリカルチャーは、ICT(ITを更に一歩進めた概念)を利用した農業技術のことであります。
こちらでは温度、湿度、水や栄養素、二酸化炭素を個別詳細にコントロールすることができ、作物に対し最高の環境を提供する植物工場となっていることを視察しました。
◎ 県議会欧州視察団 視察報告(2)↗️
◎ 県議会欧州視察団 視察報告(3)↗️
◎ 県議会欧州視察団 視察報告(4)↗️
もうご存知の方も多いと思いますが、埼玉県 農業ビジネス支援課では平成24年度10月より毎月第3日曜日に「県庁朝市」を開催しています。
平成26年度からは県庁朝市出店者の会が運営主体となり、ますます賑やかに。
埼玉県で採れた旬な農産物、加工品と出会うため、第3日曜日は県庁朝市に行こう!
去る8月10日、自民党2期の議員8名で新潟県及び農業生産法人が取り組む先進農業を視察調査に行ってまいりました。
えっ?ここ日本?と思わせるような大きな水耕栽培の風景が目の前に広がります。
農業生産法人(有)グリーンズプラント巻は水耕栽培で糸みつばを主生産物として、料理用フレッシュハーブ、プチリーフを生産・販売する会社です。みつばは1998年3月31日に新潟県の指定生産となり、県内10市場、県外7市場に出荷しているそうです。
大型ハウス内で栽培されている糸みつばの生育を短縮するために、高圧ナトリュームランプ660W(アイランクルエース)を用いて歩行栽培を行っていました。平均照度5000ルクスにより幼苗時の蜜稙期間を15日から10日間に短縮することが可能となったということです。また、補光栽培を行ったみつばは、成長が早く、緑色も濃くなる特徴があるとのことでした。
(有)グリーンズプラント巻の若林社長がこの事業に取り組む熱い情熱を私どもに語ってくださいました。本当にありがとうございました。
【視察先データ】
社名:農業生産法人(有)グリーンズプラント巻
住所:〒953-0011 新潟県新潟市西蒲区田浜644-1
代表取締役:若林 馨
事業内容 :みつばの生産出荷・フレッシュハーブの生産出荷
ハウス面積:10,000m²