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去る9月22日(日)、埼玉親学推進委員会(高橋史郎理事長)の主催による第1回埼玉親学推進セミナーが熊谷市のさくらめいとに於いて800名の皆さんを集め開催されました。
親学では、親は子どもにとって「人生最初の先生」であるとし、「子どもによりそう親心を育む」ことを狙いとしています。
子供たちが楽しんで参加できる授業を研究するグループ(TOSS)の模範授業を始め、「親学」推進運動を全国的に推進する元埼玉県教育委員会委員長高橋史郎氏の基調講演がありました。
後半では「真に子どもを育てることに必要なこと」と題し、上田清司埼玉県知事、高橋史郎埼玉親学推進委員会理事長、吉田敬岳県教育委員、主催者代表として木村重夫氏が参加したパネルディスカッションが開催されました。司会は長谷川博之氏。
パネルディスカッションでは日本の教育に必要な事は、親育ち(親の成長)なしに子どもの幸せはあり得ないと位置付け、現在の教育の劣化の大きな要因に「成長しない親、できない親」に課題があるとの厳しい指摘がありました。
今後、国も地方も全力で親育ちの意識付けを勧めていく必要があることをこの会を通じて実感したものであります。