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先週9月12日(木)、自民党県議団は竜巻被災地、越谷市と松伏町を視察し、また当該役所で現況及び要望を聴取いたしました。
9月2日午後2時から2時30分に発生した突風は、レベルF2(風速50〜70メートル)の竜巻と断定され、該当地域に甚大な被害をもたらしました。
そこで、自民党県議団調査チームは現地の状況把握と今後の県でできうる支援策をまとめ、知事に要望書を提出しました。要望内容は次の通りであります。
- 国に対して、被災者生活再建支援法が適用外である松伏町における同法の弾力的運用や制度の見直しなどを要望すること。
- 被災者を受け入れる公営住宅の入居手続きを簡素化し、速やかな入居が図られるようにすること。
- 被災者便乗した悪質なリフォームの勧誘などの便乗商法の被害が拡散しないよう対策を講じること。
- 違法建築と思われる建築物が被害の拡大を招いたことに鑑み、徹底した事実の究明と今後の対策を講じること。
- 収穫時期を迎える水田の早期修復および耕作者の支援を行うこと。
- 越谷市および松伏町の独自の支援策を支援するとともに、今後も緻密な連携を取り合い、事態の早期収拾に当たること。
以上6項目を埼玉県知事に要望いたしました。
越谷市立北陽中学校では体育館の屋根が吹き飛ばされる被害がありました。
北陽中学校隣地の学校給食センター内の天井。一日7千食を作るセンターだが現在も休止状況が続いています。
9月2日(月)14時頃、越谷市で竜巻が発生しました。被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
気候の変動にともない、突風や豪雨が発生する可能性が大きくなっているようです。
日常的に大気の様子に注意して、雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
気象庁ホームページによれば竜巻接近の際の対応として次のように書かれています。
頑丈な建物の中へ避難
- 避難するときは屋根瓦などの飛散物に注意しましょう。
- 避難出来ない場合は、物陰やくぼみに身をふせましょう。
- 車庫・物置・プレハブ(仮設建築物)への避難は危険です。
屋内でも窓や壁から離れる
- 家の中心部に近い、窓のない部屋に移動しましょう。
- 窓、雨戸を閉め、カーテンを引きましょう。
- 頑丈な机の下に入り、頭と首を守りましょう。