6月はじめに、平成30年度の埼玉県議会文教委員会の視察に行ってまいりました。前後編に分けてお伝えいたします。
6月4日 山口県 萩・明倫学舎
萩藩の教育や人材育成の中枢を担った「藩校明倫館」。
その跡地に建築され、国の登録有形文化財に登録された本館を含む旧明倫小学校の日本最大の木造校舎群を改修整備されたのが萩の明倫学舎であります。
館内には、旧萩藩校明倫館展示室や世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を紹介する「世界遺産ビジターセンター」、幕末の歴史をひもとく貴重な資料を一堂に紹介する「幕末ミュージアム」などが併設されていました。
萩市の文化財を活用して学習施設や観光施設へと再整備する取り組みを視察し、大いに本県の施策の参考といたしました。
6月5日 山口県教育委員会 山口市立湯田中学校
山口県では、学校・家庭・地域が連携・協働し社会総がかりでの教育を実現するために、「やまぐち型地域連携教育」を推進しておられます。
伝統的に地域全体で子どもを育てるという風土と県民性から県内全ての小中学校に「コミニュテイースクール」があり、地域そのものをネットワーク化されているとのこと。
山口市立湯田中学校の現場において、同県の学校を核とした地域連携教育の取り組みを視察し、本県の地域連教育の参考といたしました。
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