県議会欧州視察団によるヨーロッパ視察レポートの2回目です。
【9月17日 訪問先:アムステルダム「ドクター・スハエプマンスクール」】
オランダをはじめヨーロッパ諸国では、オルタナティブ教育(従来型教育にとらわれない試みによる教育)が盛んであります。その中でもイエナプラン教育で有名な「ドクター・スハエプマンスクール」を訪ねました。
イエナプラン教育とは、ドイツ・イエナ大学のペーター・ペーターゼン教授が創設した学校教育で、異年齢の子供たちによって学級を編成するところに大きな特徴があります。
それは、子供たちがこのような学級の中で「教え、教えられ」たり、「助け、助けられ」たりする立場を知り、体験することで、現実社会の人間関係を学び体現していくことに重きを置くという教育理念に基づくものでありました。
また、学級は「根幹グループ」と呼ばれ、教室はリビングルーム的な環境作りが強調され、皆が家族のような環境の中で育ち、自主性・自己管理能力を育てる教育として、注目を集めています。また、日本からの視察も数多く受け入れられております。
◎ 県議会欧州視察団 視察報告(1)↗️
◎ 県議会欧州視察団 視察報告(3)↗️
◎ 県議会欧州視察団 視察報告(4)↗️