去る10月20日(土、13時〜15時)さいたま市大宮ふれあい福祉センターにて開催されました。
講演会の講師には福島県立点字図書館の館長であられる中村雅彦氏をお迎えし、東日本大震災「障がい者の被災と避難」〜あと少しの支援があれば〜という演題でお話しいただきました。
講演では東日本大震災を踏まえ、福祉関係施設および障害者のみなさんが受けた災害を実例を挙げながら、今これからどのような施策や取り組みが必要なのかを提議され、それを皆で考える有意義なものとなりました。
あの地震が起こった後、中村先生はいち早く被災現場を訪れ、障害者の実情を汲み取り行政・市民の働きかけに奔走されたそうです。その後も多くの人々へ支援を呼びかけるための努力を重ねておいでです。常に「助かったであろう、その命」「苦しまずに済んだであろう、あの避難」のことを考えながら…。
※主催:さいたま市、さいたま市社会参加推進センター、さいたま市障害者協議会、NPO法人さいたま市障害難病団体協議会