5月17日(木)、浦和ワシントンホテルにて「最近の金融経済情勢について」という演題で開催されました。
講師は日本銀行調査統計局 参事役、市川能英先生。当日は次のようなお話をされました。
現在の日銀の短観を始めとする経済調査状況結果からいたしますと、自動車エコ減税の打ち込みや東北3県の復興事業による資材需要、雇用面からも持ち直し傾向が出てきております。
一方各地方ではこれといったはっきりとした経済の持ち直しは体感できないところであるのが実情です。
2013年までは緩やかな成長は見込めるところではあります。がしかし、その先の各企業は、人口減少もあり、これまでの形態からより創意工夫を凝らしたものが生き残りができると思われます。そう締めくくられ、講演は終了しました。